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Frequently Asked Questions

全般

どのくらい遮音されますか?

電話用ポッドや会議用ポッドを使えば、集中力の低下を防ぎながらオフィスの生産性を高めることができますが、積極的に使用しなければ、これを実現することはできません。ブースの可能性を最大限に活かすには、使用者の近くに設置しなければなりません。そのため、特に遮音性については、一定の要件を満たす必要があります。
実用上の見地から求められる遮音性のレベルとしては、ブースをオフィスのワークステーションのすぐ隣に設置することができ、ブースの会話内容が外で働くスタッフに漏れないことが求められます。オンデマンド用途の個人向けブースでは、この点が特に重要となります。
ISO 23351-1は、ブースの全体的な遮音レベルの測定に使用される新しい規格で、会話のプライバシーがどの程度まで守られるかを、音声レベル低減力という数値で表します。低騒音30dBの音声レベル低減力は、先ほど例に挙げた実用的な遮音性の要件に対応するものです。遮音性が低い場合、ブースを外で働く同僚から離れたところに設置しなければなりません。
遮音性に加え、ブース内の音響性能も考慮すべき要素となります。内部の音響が悪いと、通話中の会話や会議中の会話が聞き取りにくくなります。会話が聞き取りにくい場合、使用者の声が大きくなってしまうため、プライバシーの観点から新たな問題が生じてしまいます。
空間内の音響特性を表す際には、一般的には反響時間が用いられます。残念ながら、Frameryのブースはサイズが小さいため、十分な精度で反響時間を測定することができません。しかし、ブース内で使用されている吸音材の表面積と厚みが、音響特性を知るうえで良い指標となります。また、ブースを実際にお試しいただき、遮音性と同様に、内部での会話が自然に聞こえるかをご確認いただくことも重要です。

Frameryはいくつ必要ですか?

従業員10人ごとにFramery Oを1台、従業員20人ごとにFramery Qを1台ご用意されることをお勧めします。ワークスペースでの騒音や臨時的な会話が多いほど、必要なFrameryの数は多くなります。

Frameryはどこに配置すればよいですか?

Frameryをスペースの中央に設置し、人々が作業している場所の近くに置くことをお勧めします。これにより、Frameryの使用状況が確認でき、空室かどうかを簡単に確認できます。 配置ガイド では、他の配置に関するヒントも提供しています。是非ご覧ください 。

Frameryを試したいのですが、どこで試すことができますか?

世界中の主要都市に当社のパートナーがいます。最寄りのパートナーをご紹介いたしますので、セールスチームまでお問い合わせください。

どこで購入できますか?

世界中の主要都市に当社のパートナーがいます。最寄りのパートナーをご紹介いたしますので、セールスチームまでお問い合わせください。

Frameryの価格は?

提示価格については、 こちら からセールスチームにお問い合わせください 。

設置、組み立て、仕様詳細

電気入力と出力の値を教えてください

Framery O
入力:100–240 VAC、6.0 A、50–60 Hz
出力VAC(テーブルソケット):100–240 VAC、5.6 A、50–60 Hz
出力USB(TUF)充電:5VDC(25W)で最大合計出力 5A
Framery O Video Conference Ready (ビデオ会議対応):
入力:100–240 VAC、10.0 A、50–60 Hz
出力VAC(テーブルソケット):100–240 VAC、7.0 A、50–60 Hz
5V DC (25 W)で、ツインUSB高速充電器(TUF)最大合計出力 5A
Framery Q
入力:100–240 VAC、6.0 A、50–60 Hz
出力VAC(テーブルソケット):100–240 VAC、5.6 A、50–60 Hz
出力USB(TUF)充電:5VDC(25 W)で最大合計出力 5A

Frameryとブースの電源はどのように電気供給がなされますか?

Framery製品は、標準的な壁のコンセントを使用できます。Frameryには、換気ファンに24 V DCを供給し、照明に12 V DCを供給する独自の電源アダプターがあります。ライトとファンは、人感センサーによって作動します。Framery内には、モバイルデバイスを充電するためのコンセントが用意されています。

電源ケーブルの長さは?

すべての製品で、電源ケーブルはブースの下部の隅、あるいは天井から引き出すことが可能です。ケーブルの長さは5 mです(ブース外側のケーブル長は4.5mです)。

フォーンブースとワークブースには、どのようなコンセントがありますか?

Framery O
Pixel 電源ソケット×1 + 必要に応じて LANケーブル
Pixel TUF 電源ソケット×1 とUSB充電ソケット×2 (追加料金)
Framery Q
Pluto 電源ソケット × 3
電源ソケット×2とUSBソケット×2を備えたPluto (追加料金)
コンセントはOE Electrics社製です。

どの電子部品が交換できますか?

故障しても、すべて電子部品は交換可能です。電気回路ユニットとコンセントを別々に交換できます。他のコンポーネントも全て個別に交換することができます。

Frameryが無線信号(WiFiなど)に干渉を引き起こすことはありますか?

Frameryが一般的なワイヤレス信号に干渉するという報告はありません。

ライトの仕様は?

Framery O
天井にLEDテープライト色温度:4000 K
最大消費電力:11 W
O Video Conference Ready(ビデオ会議対応)
天井の調光可能なLEDテープライト色温度:4000 K
消費電力:最大 9.3 W
調光可能なLEDモニターライト色温度:4000 K
消費電力:最大 25 W
Framery Q
天井にLEDパネル照度:一般的なオフィス環境で照度を測定した場合、テーブルトップで300 lx 超。オフィス照明の推奨照度は、300 lxから500 lxの間で状況に応じて異なります。
色温度:4500 K
消費電力:3 W

換気ファンと照明を調整することはできますか?

Frameryの換気ファンと照明は、人感センサーの設定でファン速度が調整可能です。O VCRおよび2Qの換気と照明は、コントロールパネルからも調整できます。

Framery Oに外側から見てドアの左側にドアハンドルを付けることはできますか?

いいえ、Framery Oは外側から見て右側にしかドアハンドルを付けることができません。逆向きの開きにすると、Frameryの構造を大幅に変更する必要があります。

ドアクローザーなどを変更することはできますか?

Framery Oにドアクローザーまたはドアストッパーが必要な場合は、専用スプリングヒンジを提供致します。ヒンジは標準品には含まれておらず、カラーはブラックまたはホワイトからお選びいただけます。
また、Frameryに少々角度を付けて設置することで、重力によってドアを閉じることができます。

製品の寸法は?

こちらで基本寸法をご確認いただけます: Framery O 、 Framery Q 。この寸法には、ガラス面にグラフィックを施す際に必要な寸法が含まれます。

Frameryが必要とする空間のサイズは?

Frameryで必要とされる空間の要件は、設置方法に詳述されています。ご要望に応じて資料を提供させていただきます。
Framery Oには、1100(幅)X 1850(奥行き)X 2350(高さ)mmの空間が必要です。これは、空気が適切に循環するための最小推奨スペースであり、本体から壁までの 5 cm、およびFramery O上部から天井までの15 cmが含まれています。
Framery Qには、2450(幅)X 2100(奥行き)X 2350(高さ)mmの空間が必要です。これは、空気が適切に循環するための最小推奨スペースである、本体から壁までの 5 cm、およびFramery Q上部から天井までの15 cmが含まれています。

仕様

Framery O
Framery Q

Frameryの重量は?

Framery Oの重量は350 kgです。Framery Qの重量は、内部の家具を除いて630 kgです。

貨物箱の寸法と重量は?

Framery Oのクレートの寸法は、226 cm(幅)X 73 cm(奥行き)X 116 cm(高さ)です。クレートの重量は385 kgです。
Framery Qのクレートの寸法は、225 cm(幅)X 97 cm(奥行き)X 137 cm(高さ)です。クレートの重量は690 kgです。内部の家具は別のパレットで配送されます。重量は31~97 kgです。

消費電力はどのくらいですか?

消費電力は、Frameryの内部コンポーネント(電源装置、人感センサー、ライト、換気ファン)の電力使用量によって決まる定格値で表されています。
Framery O
使用中は13 W
LED ライト: 10 W
ファンの総消費電力:3,1 W
0,8 W スタンバイ時の消費電力
ファンは最大電力の25%。
Framery O テレビ会議対応型
使用中は28 W(デフォルト)
LED ライト: 10 W(デフォルト)
LEDライトカンファレンス : 12,5 W(デフォルト)
ファンの総消費電力:3,1 W
0,8 W スタンバイ時の消費電力
ファンは最大電力の25%で動作しています
最大電力消費:
合計 40W
LEDセーリングライト : 11 W
LEDライトカンファレンス : 25 W
ファンの総消費電力:3,1 W
Framery Q
使用中は20 W
LED ライト: 11 W
8,6 W
スタンバイ時の消費電力 2,1 W
ファンは最大電力の25%で作動しています。
最大電力消費
合計 23W
LED ライト: 13,5 W
ファンの総消費電力:8,6 W

安全と保証に関する情報

Frameryの製品寿命は?また保証はありますか?

当社製品の消耗品(ガスリフト、アジャスター、LED照明、電気部品、ヒンジ、電子錠を含む)は保証対象です。定期的なメンテナンスにより、Frameryユニット全体の製品寿命が大幅に延びます。メンテナンスには、ユニットの定期サービスコール(ねじ締め、ヒンジの調整など)および摩耗した部品の交換が含まれます。

製品はどのような認証を取得していますか?

当社の品質管理システムは、ISO 9001の要件を満たしています。
また当社製品はすべてCEマークを取得済みです。
FrameryのCEマークに関連するEC指令は次のとおりです:
低電圧指令(LVD) 2006/95/EC
電磁両立性指令(EMC) 2004/108/EC
電気・電子機器における特定有害物質の使用制限に関する指令(RoHS) 2011/65/EU
エコデザイン指令 2009/125/EC
さらに電気安全性は、SGSフィンランドの認定試験機関によって検査され、CB証明書に示されているCB要件を満たしています。さらに、当社の製品は米国とカナダでNRTL(国家認証試験機関)認定を受けています。

室内の空気の質はどういった状態ですか?

全製品の室内空気品質は、認定試験所であるフィンランドのVTTフィンランド技術研究センター社(VTT Technical Research Centre of Finland Ltd)によって試験され、M1排出分類の制限値内に十分収まっていることが分かっています。テストレポートはご要望に応じて提供させていただきます。

Frameryの製品は環境効率に優れていますか?

もちろんです。当社製品は主にバーチプライウッドでつくられています。使用されている合板は全て、フィンランドまたは北欧諸国で生産されています。サプライヤーは皆、FSCまたはPEFCの認証を取得していることが必須となっており、
資材のほとんどは、リサイクル可能です。使用されている吸音材と内装のフェルトは、最大60-70%をリサイクルしています。全てのスチール、アルミニウム、ガラスは主な部分を、製造工程でリサイクルしています。
すべてのFrameryポッドは、エネルギー効率に非常に優れています。製品使用時の、Framery Oのデフォルト消費電力は13 Wで、Framery Qでは20 Wです。

地震が発生してもFrameryは安全ですか?

耐震性に関する要件は一般的に、地震が発生した場合に製品が転倒しないように直立状態を維持できる能力を指します。必要に応じて、フロアモジュールのアジャスター付きネジ穴を使用し、アンカーボルトで製品を床に固定できます。

防火性能はどうですか?

Frameryの製品には可燃性物質を一切使用していません。製品の表面材料、本体内部の張地、吸音材の火災安全性は、全て国内規格または国際規格のいずれかで検査および分類されています。外装につかわれるシートメタルパネルと防音ラミネートガラスは、その高い品質により熱や火を防ぎます。ラミネート加工された表面で覆われたフレームはIMO認証(国際海事機関)を受けています。使用される吸音材は、B-s1、d0、EN 13501-1の要件を、そして吸音フェルトはEN 13501-1、およびフロアカーペットはCfl-s1、EN 13501-1の性能要件を満たしています。Toviスツールシートで使用される成形フォームは、CA TB 117:20133の要件を満たしています。張地として使用されるファブリックは、BS EN 1021-1および1021-2の性能要件を満たしています。

Framery内にはどのくらいの空気循環能力がありますか?

Framery O
総エアフローは21.5 ℓ / s(77,4m³/ h)
Framery Q
総エアフローは66 ℓ/秒 (237,6m3/時間)
以前は、両製品でエアフローが大幅に減少すると報告されていました。こういった測定値は、はるかに広い空間のエアフローの測定に適している測定方法を採用していたことが原因で得られたものでした。現在は、より正確な測定器とともに、より製品に適した方法を採用しています。

ファンからはどれくらいの騒音が出ますか?

一般的なオープンオフィス環境では、換気ファンが騒音レベルを大幅に引き上げることはありません。ファンはFrameryの上にあるため、周りで作業している人からも十分離れています。ファンの速度を調整することで、ファンから発生するノイズを最小限に抑えることができます。しかしFramery内の換気量が減ります。ファンの騒音を増幅させないように天井が低いところや硬い素材の換気パイプの下などにFrameryを配置しないようにしてください。